<ご挨拶>
本日は、美緒野会のホームページに訪れてくださいまして本当にありがとうございます。
拙い演奏でお恥ずかしゅうございますが、心をこめて弾かせていただいております。
よろしければ、どうぞごゆるりとお寛ぎ下さいませ。




Online Concert 箏曲

<只今のプログラム>

『六段の調』 八橋検校作曲

Pattern1 (7'45")
Pattern2 (7'57")

箏演奏・・・小野真由美



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生田流箏曲『六段の調』・・・八橋検校作曲


お箏を一度でもお習いになられた方が必ずお弾きになるのが、この曲でございます。

お正月にもなりますと、「春の海」と「六段」が街中にあふれます。
箏曲が、だんだん皆様に忘れられ、衰退の一途をたどっているように思われる現代でも、
この曲だけはどうやら健在のようでございますね。

こんな有名な曲のことを私があれこれ申し上げるのは野暮というものでもございましょうが、
この曲が、なんと1600年頃に作曲されたもので、
400年間途絶えることなく、人から人へと
脈々と受け継がれてきた名曲であることにまで想いを馳せてみますと、
また違った趣きで聴こえてまいりますのも、不思議なものでございます。

大切な日本の伝統を絶やしてしまっては大変でございます。

日本音楽の単旋律の素晴らしさは、
楽譜に書いて残せるような単純なものではなく、
また、DVDやCDでは
その生音の豊かさばかりではなく、
演奏の技術を伝えることさえ出来ません。

一度途絶えてしまいしたら、二度と地球にもどってくることはない大切な宝物・・・。

そんなことを考えておりましたら、技量の未熟さゆえに妙に緊張してまいりまして、
とても難しくて弾けなくなってしまいました。

そこで・・・

ひとつは何も考えず、素朴さを大切に正直に弾きました。
ひとつは、源氏物語の冒頭の美しい文章をちょっと思い浮かべて遊びました。

『いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひ給ひける中に、
いとやんごとなき際にはあらぬがすぐれてときめき給ふありけり・・・。 』





時代は全然合いません。
そもそも平安時代には、陰旋法は存在しておりませんでしたので、
常識を疑われるかもしれませんけれども、
良い音楽は良い文学とともに時代を超え、かえって新しく、いつまでも瑞々しく私達を楽しませてくれる・・・
そんな気分に逃げました。


またしばらく致しましたら、もう一度弾き直してみます。
どうぞお手柔らかに優しくお付き合いくださいませ。








さあ、今度は何を弾いて遊びましょ、、、。




























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