生田流箏曲の お琴の調弦法を実音入りで詳しく解説しています。
このページでは、よく使われる箏の調弦を実音でご紹介しております。
をクリックすると実際に音が聴こえます。)







Windows Media Player のダウンロード





あなたがお弾きになりたい曲は、高調子ですか?低調子ですか?




高い調子:壱越(いちこつ)またはDでしたら、まず、この音に一の絃を合わせましょう。

もし、どちらか分らないときには、楽譜の始めの部分をご覧下さい。
題名の下に『D』とか『尺八(八寸管)ノト箏ノ』とか書いてあれば壱越です。




低い調子:双調(そうじょう)またはGでしたら、まず、この音に一の絃を合わせましょう。

もし、どちらか分らないときには、楽譜の始めの部分をご覧下さい。
題名の下に『G』とか『尺八(八寸管)ノト箏ノ』とか書いてあれば双調です。





一の音(主になる高さ)が決まりましたら、いよいよ全体の調弦にチャレンジです!!

合わせたいお調子のをクリックして下さい。
一の音から順番に巾の音まで、実際の音が二回聴こえます。
ゆっくり流れますので、よく聴きながら、同じ高さの音に合わせてみましょう。





(注)ここではすべて、Aを442Hzとするピッチで調弦しております。




平調子


  
壱越いちこつ D G A A# D D# G A A# D D# G A
双調そうじょう G C D D# G G# C D D# G G# C D





以下は、平調子を基準に、替わる音を赤字にしています。



半雲井調子


  
壱越いちこつ D G A A# D D# G G# C D D# G A
双調そうじょう G C D D# G G# C C# F G G# C D




雲井調子


  
壱越いちこつ D G G# C D D# G G# C D D# G A
双調そうじょう G C C# F G G# C C# F G G# C D




本雲井調子


  
壱越いちこつ       D G G# C D D# G G# C D D# G G#
双調そうじょう       G C C# F G G# C C# F G G# C C#




古今調子


  
壱越いちこつ D G A D D# G A D D# G A




中空調子


  
壱越いちこつ D G A A# D E
F A A# D E F A
双調そうじょう G C D D# G A A#
D D# G A A# D




乃木調子


  
壱越いちこつ D G A D G A D G A
双調そうじょう G C D G C D G C D




楽調子


  
壱越いちこつ D G A D G A D G A
双調そうじょう G C D G C D G C D








以上の基本編では、古典的なお調子について、ご紹介させて頂きました。

壱越でもなく、双調でもない高さの曲、独特なお調子の曲も数多くございますので、
次の曲目編では、曲目別にご紹介させていただきます。
だんだんに、いろいろな曲のお調子を更新していくつもりですので、
ときどき訪れてみて下さい。

ご意見、ご感想やご要望がございましたらどうぞお寄せ下さいませ
今後の励みにしてゆきたいと存じます。

お調子を合わせるご苦労は弦楽器の宿命でもあり、また楽しみでもあります。
少しでも、皆様のお稽古のお役にたてましたら幸いでございます。(小野)