地唄三味線<宮城道雄三絃小曲集>の音源集です。お稽古のご参考にして頂けましたら嬉しいです。
『宮城道雄三絃小曲集』をご存じですか?



お箏の手ほどき集と並んで、大変親しまれている教則本でございます。
地唄三絃のお稽古と申しましたら、
どなた様もまずこのご本からお勉強なさっていらっしゃるのではないでしょうか。

宮城道雄は、『春の海』など数々の名曲を作曲なさった稀代の天才でいらっしゃいますが、
後進の指導者としても、たくさんのご功績を残されました。
この手ほどき集の作曲がそのひとつでございます。

歌詞のほとんどは、
葛原勾当のお孫様にあたられる葛原しげるがおつくりになられました。
とりたてて作詞者に言及していない曲は皆
葛原しげる作歌でございます。






今はまだ、少ししか音源がございませんが、
はんなりと可愛らしく、優しく、いとおしい小曲の数々を
美緒野会会員様方とご一緒に、楽しくお勉強をしながら
これから少しずつ足してまいります。

お稽古のよすがに・・・

少しでも初心者様のお手伝いができましたら幸いでございます。








<お調子あわせ>

ここをクリックして頂きますと、一の絃から順番に三の絃まで、実際の音が二回聴こえます。
ゆっくり流れますので、よく聴きながら、同じ高さの音に合わせて下さい。
まずは、本調子の出来上がりです。
特にお断りしていない曲は、みな、この本調子でございます。


三絃のお調子合せの詳しい説明はこちらをご参照ください。



<宮城道雄三絃小曲集>大日本家庭音楽会発行




練習1 練習2 練習3 4 5 練習6 練習7
福寿草



床に飾れる福寿草 今日咲き初めぬ やさし嬉し 
 その名目出度き福寿草 黄金の色も ゆかし嬉し
唄・三絃 小野真由美
 箏    白井伊知子

  (お箏の調弦は
   双調の平調子
練習8 練習9 練習10 練習11 練習12
吉野山
吉野山 霞の奥は知らねども 見ゆるかぎりは 桜なりけり 唄・三絃 小野真由美
 箏    鈴木瑠美枝

  (お箏の調弦は
   双調の平調子
練習13 練習14 練習15 練習16 練習17
春の園 春の園 紅にほふ 桃の花 したてる道に いでたつ乙女
(万葉集)
   唄  星野 詔子
  三絃 小野真由美
君のめぐみ のどけき春の あささめに 萌え出でぬ 草もなし
君のめぐみは あめのごと 民の栄え 草のごとし
(大和田健樹作歌)
   唄  星野 詔子
  三絃 小野真由美
春 霞 春霞 色の千草にみえつるは たなびく山の 花のかげかも
(古今集)
練習18 練習19 練習20 練習21 練習22
(二上り)
大井川 大井川 花と月との朧夜に ひとりかすまぬ波の音かな    唄  星野 詔子
  三絃 小野真由美
花よりあくる 花よりあくる みよしのの 春のあけぼの 見渡せば
唐人も高麗人も 大和心になりぬべし
岩間とぢし 岩間とぢし 氷も今朝はとけ初めて 苔の下水 道もとむらむ
(西行法師/新古今集)
うぐひすの うぐひすの鳴く野辺ごとにきてみれば うつろふ花に風ぞ吹きける
(古今集)
笛の音

(二上り)
    (一)梅散るゆふべの山里に ひとこえ響くは誰が笛ぞ
    (二)夕月しずかにほの見えて 暮れ行く木蔭は誰が宿ぞ
    (三)流れにまじりてたえだえに 聞こゆる笛の音誰が里ぞ
             (大和田健樹作歌)
霞立つ

(二上り)
霞立つ 春の山辺は遠けれど 吹きくる風は 花のかぞする
吹きくる風は 花のかぞする
(古今集)
忘るなよ

(三下り)
わするなよ たのむの澤を立つ雁も 稲葉の風の 秋の夕暮れ
                                       (新古今集)
寝覚め

(三下り)
露をたづねて なく虫の草の まがきに声たえぬ
さらでも 秋の夜は 寝覚めさみしくあるものを
みよしのは

本調子二上り
みよしのは 山もかすみて白雪の ふりにしさとに春は来にけり
白雪のふりにしさとに 春はきにけり
(新古今集)



















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