私共が平素、好んで良く弾いております地歌や、憧れている地歌箏曲の作曲家のお名前を、
わかる範囲で、なるべく年代順になるように表にしてみました。
(表中の年代は、生没年または活躍年間を著しております)
まだまだ不十分でございますが、そのうちだんだん書き足してまいりたいと思います。
なにぶん不勉強でございます。
間違いなどございましたらご指摘頂けましたら幸いでございます。

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| 八橋検校(注) | 1614〜1685 | 近代箏曲の始祖。箏、地歌三絃、胡弓の名手。 室町時代に九州の僧賢順によって大成された寺院音楽の流れをくむ高尚な趣きを持った雅楽調の筑紫箏の調弦を、半音を含んだ陰音階 |
六段の調 八段の調 みだれ 菜蕗 |
| 生田検校 | 1656〜1715 | 元禄8年、生田流を名乗り生田流箏曲の始祖となる。 角ツメを創始し、芸術的に高度に洗練された地歌三絃と箏とを合奏することで有名になり、そこに大きな功績を残した。 |
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| 藤永検校 | 延宝から享保頃。 | 八千代獅子 | |
| 継橋検校 | 生没年不詳 1732登官 |
享保年間に大阪で活躍。 | 難波獅子 |
| 岸野次郎三 | 生没年不詳 | 江戸中期、京都で地歌三絃の名手として活躍。 | こんかい(端歌) 古道成寺 松風 |
| 国山匂当 | 生没年不詳 | 江戸中期、京都で活躍。 | 玉川 |
| 玉岡検校 | 生没年不詳 | 大阪。菊永検校から宝暦年間に三味線本手の伝授を受けている。 | 鶴の声 |
| 松島検校 | 天明年間。 | 椿尽し | |
| 峰崎検校 | 1781〜1801 | 日本音楽史上、最高の作曲家といわれている。 組歌に代表されるような従来の規範性を持った曲調を脱却し、端唄物(当世風)の名曲を数多く残した。 また、大阪手事物の大成者のひとりでもある。 |
ゆき 小簾の戸 袖の露 袖香炉 花の旅 残月 越後獅子 吾妻獅子 |
| 菊崎検校 | 寛政の頃、峰崎検校とともに『手事物』を大成した代表者。大阪で活躍。 | 西行桜 | |
| 松浦検校 | ? 〜1822 | 大阪に流行していた手事物を京都に移した。 京流手事物(京物)の確立者。 |
末の契り 新松尽くし 若菜 新浮船 玉の台 里の暁 (松浦の四つ物) 宇治巡り 四季の眺め 深夜の月 四つの民 |
| 三橋勾当 | ? 〜1832 | 文化・文政時代に大阪で活躍。 | 松竹梅 根曳の松 |
| 菊岡検校 | 1792〜1847 | 京流手事物の地歌名曲を多数作曲した。 そのほとんどに、八重崎検校が箏の手付をしており、菊岡・八重崎の名コンビとして名高い。 |
夕顔 茶音頭 ながらの春 楫枕 磯千鳥 園の秋 今小町 御山獅子 舟の夢 笹の露 竹生島 梅の宿 ままの川 (松野検校手付) |
| 八重崎検校 | 1776〜1848 | 菊岡検校の地歌三絃に、繊細で技巧的な箏の手付を数多く手がけた。 | |
| 石川勾当 | 生没年不詳 | 19世紀はじめ、文化・文政の頃、京都で活躍。 | 新娘道成寺 (石川の三つ物) 八重衣 新青柳 融 |
| 浦崎検校 | 生没年不詳 | 江戸後期に京都で活躍。 | 末の契り 嵯峨の春 里の暁 |
| 光崎検校 | ? 〜1853 | 幕末期、本居宣長らの国学の影響を受けて復古主義の時代を迎え、純粋に箏だけの曲を作曲して、箏曲史上に一大転機をもたらした。 |
五段砧 秋風の曲 桜川 夜々の星 七小町 千代の鶯 三津山 |
| 宮原検校 < | ? 〜1864 | 江戸後期から幕末にかけて久留米で活躍。 | 水の玉 |
| 在原勾当 | ? 〜1867 | 地歌大阪ものを作曲。 | さむしろ |
| 吉沢検校 | 1808〜1872 | 名古屋で活躍。晩年は京都へ移られた。 雅楽の盤渉調からヒントを得て、古今調子 吉沢検校の古今物は、組歌を基本にしているので、手事はなかったが、明治中期に松坂春栄が手事や替手をつくり、今はそれが定着している。右にあげた五曲を『古今組』と呼んでいる。 明治新曲に大きな影響を与えた。 |
千鳥の曲 春の曲 夏の曲 秋の曲 冬の曲 |
| 幾山検校 | 1818〜1890 | 幕末から明治前期。地歌としての最後の曲『萩の露』を作曲。 | 萩の露 打盤・横槌 |
| 松坂検校 | 京都で活躍。 | 楓の花 | |
| 高野茂検校 | 1847〜1929 | 明治の箏曲家。九州出身(九州系)。国風音楽会を創立。 | 大内山 |
| 楯山検校 | 1876〜1926 | 明治新曲の代表的作曲者。 | 時鳥の曲 |
| 寺島検校 | 新高砂 | ||
| 菊末検校 | 嵯峨の秋 | ||
| 菊原検校 | 摘草 |
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(注)聖護院八ツ橋総本店さまのご厚意で、
素晴らしいサイトへリンクさせて頂いております。
八橋検校のことや八橋忌のことなどの詳しい説明がございます。
どうぞご覧下さい。
<江戸の年号>
| 慶長 | 1596-1615 | 元和 | 1615-1624 | 寛永 | 1624-1644 | 正保 | 1644-1648 |
| 慶安 | 1648-1652 | 承応 | 1652-1655 | 明暦 | 1655-1658 | 万治 | 1658-1661 |
| 寛文 | 1661-1673 | 延宝 | 1673-1681 | 天和 | 1681-1684 | 貞享 | 1684-1688 |
| 元禄 | 1688-1704 | 宝永 | 1704-1711 | 正徳 | 1711-1716 | 享保 | 1716-1736 |
| 元文 | 1736-1741 | 寛保 | 1741-1744 | 延享 | 1744-1748 | 寛延 | 1748-1751 |
| 宝暦 | 1751-1764 | 明和 | 1764-1772 | 安永 | 1772-1781 | 天明 | 1781-1789 |
| 寛政 | 1789-1801 | 享和 | 1801-1804 | 文化 | 1804-1818 | 文政 | 1818-1830 |
| 天保 | 1830-1844 | 弘化 | 1844-1848 | 嘉永 | 1848-1854 | 安政 | 1854-1860 |
| 万延 | 1860-1861 | 万久 | 1861-1864 | 元治 | 1864-1865 | 慶応 | 1865-1868 |
地歌箏曲三絃教室